北海道ツーリング・グルメ|帯広のご当地グルメとは?
北海道をバイクでツーリングするときの楽しみのひとつに
グルメがあります。
北海道のグルメと言えば、やっぱり海鮮ですが、
北海道各地には、その土地ならではの【ご当地グルメ】があります。
今回は、ツーリング旅と帯広のご当地グルメなどを紹介します。
帯広・網走|二泊三日の気まま旅!
そろそろ、と言うか、とっくに!と言うか、私も年配の部類に仲間入りました。
私の母と父はすでに天国へ。
親戚の叔母さんや叔父さんも、今のうちに会っておかないと、
いつどうなるか分からない歳なので、ツーリングがてら、
帯広と網走の叔母さん達を訪ねる旅に出ることにしました。
バイクは郵政カブ、MD90!
二泊三日の気まま・のんびり旅です。
札幌を朝6時に出発!

夕張の名物ゆるキャラ?【メロン熊】

1時間半ほど走って、夕張・滝の上に到着です。
夕張・滝の上には、あの凶暴なゆるキャラ、
凶暴過ぎて子供も泣き叫ぶ!もはや、ゆるキャラではないかもしれない?
でも、最初は可愛らしいマスコットでした。
そんな【メロン熊】に飲み込まれる、ドライブインがあります。
メロン食べ放題込みのランチビュッフェが
大人2,778円!!小学生1,945円(いずれも税別)
オープン当初はもっと安かったのだけど、そのため、
あまりの人気に、メロンが品切れになり2〜3日で
一時、中止になってしまいました。

夕張・滝の上にあるドライブインはメロン熊の口が、
入り口になっています。
何を隠そう、このメロン熊を製作したのは私の友達です(^◇^;)
滝の上からまっすぐ274号線で、日勝峠を越えれば近いのですが、
あいにく1年前の台風で道路が破壊され、いまだに通行止め(現在は開通)。
なので、恐竜の全身化石が発見された、穂別町から平取町を抜け、
山道を通って太平洋側の新冠町へ。
穂別町を過ぎたあたりから、モンシロチョウとクロアゲハがやたら飛んでる。
いつも、こんなに多かったかな?
と思いつつ走るが、蝶の大群が私に襲いかかる。

帯広と言えば、豚丼ですが!
【ぱんちょう】や【とん田】など、有名店も多いし、最強のグルメですね。
私も大好きで、
初めてパンチョウで食べた時は、感動しました。
しかし、
親戚がいるので、帯広には昔からよく行くのですが、
つい最近まで知らなかった【ご当地グルメ】がありました!!
それは【インデアンカレー】です!
え!? カレー?
そんなの、何処にでもあるじゃん!
多少、美味しいとか、懐かしい味だとか、その程度でしょ!
と、私は思ってました。
その後、テレビの番組などでも紹介されるようになりましたが、
それでもカレーはカレーでしょ!?
それに、だいたいですよ、わざわざ帯広まで行ってるのに、
名物の豚丼があるのに、カレーの選択肢はないでしょ!
って、思ってました。
朝ごはんに出てきたのは【インデアンカレー】?

帯広の叔母さんに会うために、いとこの家に泊めてもらい、
夜は、みんなで居酒屋で宴会。
帯広の叔母さんも、思ったより元気で、安心しました。
次の日の朝、リビングに行ってビックリ!
え!朝からカレー⁈
イチローですか?
しかも、お店のテイクアウトのカレーです。
カレーのテイクアウト?
カレーは家で作るんじゃないの?
いとこの嫁さん、朝ごはん作るの面倒くさいの?
なんだか、驚きと戸惑いで疑問符がいっぱいになってしまいました。
とりあえず、いただきます!
と、一口食べると、旨い!なんだ?この美味さは。
とろみが強くて、コクがある。
とろみは普通のカレーの2~3倍はあるかも?
ねっとりした舌触りが旨さを強調してるようだ。
それに、香辛料の強さが無い。
朝からでもバクバク食べれる!
思わず、おかわり。
これは、今まで食べた事のない味だ!
感動した!
【インデアンカレー】はお店の名前で、
帯広市内・近郊に十数店舗あるそうです。
間違えると、クレームが入るくらい帯広市民が
愛してやまない、ご当地グルメなのです。
帯広のソウルフードで、鍋を持っていくとテイクアウトが出来るそうです。
(お持ち帰り用の容器も店に用意されてます)
私もまだ、お店には行ったことがないですが、
ルーがインデアンルー・ベーシックルー・野菜ルーの3種類があるようです。
しかも、ソウルフードと言うだけあって、
安い!
インデアンカレー453円!しかも税込み。
もしかしたら、コンビニのカレーより安いかも?
帯広市内と近郊合わせて12店舗。
お持ち帰り容器も用意してますが、
環境に配慮して、鍋持参のテイクアウトを推奨してるようです。
【インデアンカレー・まちなか店】
営業時間 11:00~21:00
住 所
〒080-0012 北海道帯広市西2条南10丁目1−1
電話番号 0155-20-1818
注) 同じ名前の『インデアンカレー』が本州にもあるようですが
まったく別の店のようです。
帯広で、豚丼を食べるなら私はここ!
帯広市西1条南11丁目19
tel 0155-22-1974
月曜日/第1・第3火曜日/定休
営業時間 11:00〜19:00

人生で、豚丼と呼ばれる物を初めて食べたのが、
ここ昭和8年創業、老舗の元祖豚丼の【ぱんちょう】
変わった名前なので、
由来を調べましたが、分かりませんでした。
店の外観は、どちらかと言うと割烹料理屋という感じで、
ちょっと高級感があります。
帯広駅前にあり、アットホームな雰囲気で、
私が店の前の車道にバイクを停めると、
中から店の人が出てきて、『店舗横に寄せて停めると、
駐禁にならないよ!』と、わざわざ案内してくれた。
初めて来たのは、10数年前、仕事で東京からのクライアントと一緒にランチ。
今、ホリエモンの民間ロケット打ち上げで有名な大樹町で、
気球に乗っての撮影でした。
当時はネット社会ではなく、SNSなんて言葉はもちろん、
スマホも無く、携帯電話がやっと出始めの時代でした。
それでも、すでに有名になってた【ぱんちょう】。
ぱんちょうのメニューはユニークで独特、
松・竹・梅とありますが、普通は松が一番高いはずですが、
ぱんちょうでは梅の方が高い。
高い順に 華・梅・竹・松
(最初に行ったときは華はなかったような・・・)
なぜか?
それは、おばあちゃんの名前が梅なのです。
そして、値段の違いは肉の質の違い、ではなく、
肉の枚数の違い。
上質なロース肉を、甘さ控えめの独自のタレをつけ、
炭火でじっくり焼いた、香ばしく優しい上品な味で、
他の店とは、一線を画する豚丼が楽しめます。
まとめ
北海道ツーリングに来て、帯広に寄ったときは、
インデアンカレーか豚丼か?
ちょっと迷うかもしれませんね。
私も、次回行ったときは迷いそうです。
でも、一度はインデアンカレーを食べてみると、
きっとビックリすると思います。
私もビックリしました。
それに、何と言っても、帯広近辺にしかお店がないですから、
ご当地でしか食べられません。
そして、嬉しいことに、街の中心部だけではなく、
郊外にも店舗があるので、立ち寄りやすいです。
北海道・帯広のご当地グルメを堪能してください。