【本気で食べなきゃ食べきれない!毛ガニ・タラバ・ズワイ!】
『カニが食べきれないほど出る宿がある!』
と、ツーリング倶楽部の仲間が言った。
『うそっ!それで8千円?(当時)』
ならば、確かめに行ってみようとお調子者のS君が言い出した。
「伊藤さん、予約しといて」って、自分で予約しろよ!と思いつつ
電話してみると、『9月の連休は予約で一杯です!』
なんと、年内の日曜祝日の前日も予約で満杯状態だと言うのだ。
『うそっ!』
そんなに人気ある宿泊所なら是非とも行かなきゃ!と思い、も一度電話。
すると『来年の予約は年明けの1月15日からです』
と、言うわけでよく年の9月の連休の予約が取れたので
我がツーリング倶楽部、恒例の我がままグルメツーリングが決定!
北海道のグルメ3大カニ!を目指してツーリング
目指すは道東の網走の近くのサロマ湖畔にある、
漁師が経営してる【船長の家】

【漁師丸・船長の家】
北見市常呂町栄浦233-1
0152-54-1111
札幌から最短で約300km。
メンバーのバイクはHONDAカブC90・C110
・最新型のC125・CD90・ヤマハ郵政メイト90・RZ250・XS900
途中、美瑛で仲間1人と合流するので、ルートは
札幌-メロン熊のふる里・夕張-北海道のへそ・富良野-パッチワークの丘・
美瑛-写真の街・東神楽-でんすけスイカと鍾乳洞の町・
当麻-きのこの町・愛別を抜けて、
上川町の愛山渓ドライブインでお昼。別行動のXS900と合流。
旭川と層雲峡の間にある上川町は【上川町ラーメン日本一の会】があり、
ラーメンを提供する食堂すべてが加入していて美味しいラーメンを提供してくれます。

上川町から白滝・丸瀬布を抜け、
遠軽・佐呂間からサロマ湖畔・船長の家へ。
総走行距離 365km、所要時間 9時間


朝7時に札幌を出発、到着したのは午後4時過ぎ。
とちゅう、昼休憩が長かったが、無事到着。
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船長の家のカニは、本当に食べきれない?
地下にある天井の低い風呂に入り、いよいよ食事の時間!
館内放送に従い食堂へ!
食堂へ入ると思わず『おぉ!凄い』
テーブルの上にはところ狭しと三大カニと料理の数々が並んでます。
カニ以外の料理も盛りだくさん!
ズワイは茹でガニの他に天ぷら・しゃぶしゃぶもあります。
そしてボタンエビ・ホタテ・シメサバ・サヨリなどの刺身。
その他もろもろ食べきれない料理の数々がデザートも入れて10品ほどあります。


嬉しいことに、食堂への飲み物の持ち込みは自由です。
これで 一泊二食で9千円プラス税!
去年までは8千円プラス税!だったのですが、
不漁のため、残念ながら2019年から値上げだそうです。
でも、それでもお得です。
船長の家は宿泊するとお土産もついてる?
部屋にはお魚クイズの用紙がありました。
正解するとお土産が当たるようです。
クイズの問題は漢字で書かれた魚の名前を当てるものなどですが、
これが、マジで難しい問題があります。
北海道に住んでる我々でも分からない問題がいくつかありました。
しかし、ご安心ください。
宿のどこかに、必ず答えがあります。
翌朝には抽選会があり、干物や魚など当たるので
楽しみにしてると良いでしょう。
抽選なのでハズレもあります。
私は干物が当たりましたが、メンバーの中には生のカレイが当たり、
さすがにバイクでは持って帰れず、同宿のおばちゃんに上げてました。
宿の向かい側に朝市の『海の市』という魚屋さんがあります。
当たった鮮魚などはここでの引き換えになります。
おそらく、船長の家と同じ経営などではないかと思います。
すこし離れてますが(船長の家からバイクで10分ほど)佐呂間町に
『斉藤商店』という魚屋さんもあります。
ここもビックリするくらい安いです。
例えば、ホッケの干物が札幌のスーパーで500円位のものが一枚250円とか、
スーパーでは大きくても30cmのホッケが50cmほどの物もあります。
もちろん、地方発送もできます。
【斉藤商店】 佐呂間町浜佐呂間144
01587-6-2163
【船長の家】まとめ
たしかに、私たちは【船長の家】の三大カニは食べきれませんでした。
品質的には一級品とは言えませんが、
充分に美味しいカニで、他の料理の種類も多くて美味しく
食べごたえがあり、大変満足でした。
人にもよりますが、
考えて食べないと、全部食べきることができないでしょう。
朝食も刺身や焼き魚を中心におかずが10品以上で、
ボリューム満点!
前夜、たらふくカニを食べたにもかかわらず、
ついつい、食べ過ぎてしまいました。
お土産抽選会もあって、これで一泊二食で9000円(税抜き)です。
サロマ湖・オホーツク海の豊かなめぐみに誘われて、リピーターも多いようです。


オホーツク海から昇る朝日の中、
サロマ湖畔の朝は行き交う漁船でにぎやかでした。