北海道の地元民にも愛される、素朴な『山香食堂』
北海道の『ヘソ』と言われる富良野市。
札幌からは約160kmで、日帰りツーリングコースには
ちょうどいい距離です。


◉富良野のラーメンの名店が突然?閉店。
富良野はバイクツーリングなどで、来る回数は多い方。
以前『三日月食堂』と言うラーメンの美味しい食堂があったのだが、閉店してしまった。
『三日月食堂』はあの倉本聰のテレビドラマ『北の国から』の
ロケでも使われたのだが、あいにく私はあまりドラマを見ないので、
あくまで偶然に見つけた店だったのだ。
その三日月食堂が閉店してからは、
あまり美味しい店を見つけられずにいたのだが。。。
今回は久しぶりの顔ぶれの3人でビッグバイクツーリング。
他の二人は10年ほど前からよく来ると言う山香食堂に連れてきてもらった。
『えっ!伊藤さん初めて?』
と言われて、なんだか疎外感を感じたが・・・
◉知らなかったのは自分だけ?『山香食堂』
10年も前から彼らは知っていた。
知らなかったのは自分だけだ。。。
だいたい、富良野の街のはずれにある食堂なのだ。
知らなくても当然なのかもしれないけど・・・
街はずれと言っても、JR富良野駅から南富良野方面へバイクで5分ほど。
国道38号線沿いにあるので、すぐ分かります。
駐車場は店の一本裏にあります(未舗装)
入ってみると、古くからやってる食堂、という感じで、
店の人も愛想が良く、感じのいい店。
小上がりもあり、家族連れでもくつろげます。
ツーリングライダーにとっては、ブーツを脱がなければならないので、
小上がりだと面倒だと言う意見もあるかもしれない。。
北海道富良野市緑町9-20
0167-22-1045
定休日 日曜日(7月8月は無休)
どうやら『富良野オムカレー』が売りのようだけど、
いろいろメニューがあるので、とりあえず私は「塩ラーメン」大盛り。
ひとりは『カツカレー』大好き人間。
もうひとりは『富良野オムカレー』を頼んだ。
塩ラーメンの大盛りは、麺が2玉?やたら量が多く見える。
あっさりした、食堂のラーメン、普通に美味しい。
カツカレーのカツは、厚くて美味そうだ。
富良野オムカレーは、大きなコロッケと焼き野菜、牛乳が付いて900円。
こんど来る時はオムカレーかな?
ふらの牛乳の瓶の蓋を開けたら、
牛乳が部分的に白く固まってヨーグルトみたいになっている。
脂肪分が高く、低温殺菌の牛乳によくあることで、
子供の頃はこういう牛乳だったなぁ!
◉北海道富良野市の新・ご当地グルメ
富良野は農業が主な産業で、野菜、水田・畑作、畜産などありますが、
町おこしの一環で、地元の食材を活かしたご当地グルメがあります。
それが【富良野オムカレー】です。
【富良野オムカレーの6ヶ条】
- 第1条 お米は富良野産を使い、ライスに工夫を凝らす。
- 第2条 卵は原則 富良野産を使い、オムカレーの中央に旗をたてる。
- 第3条 富良野産の「チーズ(バター)」もしくは「ワイン」を使用する。
- 第4条 野菜や肉、福神漬(ピクルス)なども富良野産・北海道産にこだわる。
- 第5条 富良野産の食材にこだわった一品と「ふらの牛乳」をつける。
- 第6条 料金は税抜き1,000円以内で提供する。
※富良野産とは富良野市、上富良野町、南富良野町、占冠エリアを指します。
※季節等により他産地(国産)の食材になる場合があります。
※「ふらの牛乳」が不足あるいは牛乳が苦手なお客様には、富良野産「にんじんジュース」をつけます。
※富良野産の卵が不足の際には、北海道産の卵になる場合があります。
毎月06(オム)日は富良野オムカレーの日。

◉富良野バイクツーリング・ルート
札幌から富良野へのツーリングルートは、
いくつもあるけど、私たちのルートは・・・
札幌ー北広島ー南幌ー由仁ー夕張清水沢ーシューパロ湖ー桂沢湖ー富良野
このルートは、景色が良く、交通量も比較的少なく、
峠のワインディングも楽しめるので、よく使うルートです。
ただ、7月のラベンダーの時期は混み合うこともあります。
◉絶景のシューパロ湖


シューパロ湖は北海道夕張市の夕張川にある、
シューパロダムにせき止められた人造湖です。

【シューパロ】はアイヌ語で夕張川本流という意味です。
シューパロダムは2015年に竣工した、比較的新しいダムです。

以前は大夕張ダムでシューパロ湖が作られていたのですが、
シューパロダムの完成とともに大夕張ダムも湖に沈みました。
今年は全道的に雨が少なく、シューパロ湖も例外ではなく、
貯水量が少なく、古い道路がところどころで見えてます。



シューパロ湖を過ぎると、ワインディングの続く峠があります。
最近は、交通量が多くなり、路面は凹凸が多くなって、
以前ほど快適には走れませんが、それなりに楽しめます。